- 短期間で
徹底した集中除菌 - 日本歯周病学会
歯周病専門医
による治療 - レーザーによる
痛みの少ない
治療
フルマウス ディスインフェクション治療をお勧めしています。
私は歯周病の原因菌について大学院で研究をする傍ら、合間に大学病院の患者さんの歯周病検査を手伝っていました。
ずっとある疑問がありました。大学病院の治療はすべて健康保険で行われていますが、歯周病が改善している人も改善していない人も歯周病細菌が検出限界以下まで下がる人が少ないことでした。
つまり、治療をしても歯周病菌は残っていて、完全に除菌はできていないのではないかと思っていました。
一方、フルマウス ディスインフェクションと3DSを組み合わせた治療ではほとんどのケースで、歯周病細菌が検出限界以下まで除菌することが可能であり、症状の改善がよいのです。
歯と歯肉の結合部が壊れ、歯周病細菌が体内に侵入し全身をめぐることで様々な病気に影響を起こします。
ピロリ菌の治療などと同様に細菌が検出されない状態に改善することが重要なはずですが、保険診療では歯ブラシや歯石とりで菌を減少させるだけで除菌を目的としていないことが要因として考えられます。通常の歯周病治療で改善しなかった方、歯をなるべく残したい方は一度相談にお越しください。
一般的な
歯科医院が良いケース
歯周病専門医がいる
歯科医院が良いケース
上記の内容に当てはまる方は
要注意です!
2個以下
軽度の歯周病
3~4個以下
中等度の歯周病
5個以下
重度の歯周病
治療内容 | 他院で歯周病があって高額な外科治療が必要と言われた。手術はできればしたくない。レーザーなどで治せないか聞きたいと来院されました。治療前の歯周病菌は基準値以下だが検出された。深い歯周ポケットは17.3%ありました。治療後、歯周病菌は検出限界以下に改善した。歯周ポケットは0.6%に改善しました。1部位のみ歯周再生療法を行い、歯周ポケットは0%になり、メンテナンス来院されています。また、口臭も改善されたとのお声もいただいております。 |
---|---|
治療期間 | 2019年11月22日~2020年3月6日 |
リスク・副作用 | 抗生剤や薬剤によるアレルギーが出る可能性がある。歯周病菌が検出限界以下にならない症例がある。 |
費用 | 検査費用55,000円(税込)、治療費用165,000円(税込) |
治療前 ▶ 治療後 | |
---|---|
PCR | 34.8% ▶ 11.6% |
PCRの説明 | 磨き残し部位の割合 20%以下が必要 |
BOP | 24.4% ▶ 4.8% |
BOPの説明 | 歯肉出血の割合 20%以下が必要 |
歯周ポケットの深さ | -3mm 82.7% ▶ -3mm 99.4% 4~6mm 17.3% ▶ 4~6mm 0.6% 7mm~ 0% ▶ 7mm~ 0% |
歯周ポケットの深さの説明 | 3mm以下が健康な状態 |
P.g | 127 ▶ 検出限界以下 |
P.gの説明 | 重度の歯周病に多い菌 最も歯周病に悪い菌 |
T.d | 224 ▶ 検出限界以下 |
T.dの説明 | 再発リスクに関係 歯周病増悪の目安 |
T.f | 13 ▶ 検出限界以下 |
T.fの説明 | 難治性歯周炎の指標 深い部分で検出 |
Red complex | 364 ▶ 0 |
Red complexの説明 | P.g、T.d、T.f 3菌種の総和 |
治療内容 | 他院で歯周病があると言われていた。保険診療で歯周治療を行ったが歯周ポケットが深いところがあって、しみるところもあるので診てほしいと来院された。治療前は保険の歯周病治療を受けていたが、歯周病の原因菌で特に悪い3菌種とも基準値を超えており、17.9%の部位に深い歯周ポケットがありました。治療後は歯周病菌は検出限界以下になり、深い歯周ポケットも0%に改善しています。治療後6か月経過し安定した状態が続いています。 |
---|---|
治療期間 | 2020年9月15日~2020年11月16日 |
リスク・副作用 | 抗生剤や薬剤によるアレルギーが出る可能性がある。歯周病菌が検出限界以下にならない症例がある。 |
費用 | 検査費用55,000円(税込)、治療費用165,000円(税込) |
治療前 ▶ 治療後 | |
---|---|
PCR | 41.1% ▶ 8.9% |
PCRの説明 | 磨き残し部位の割合 20%以下が必要 |
BOP | 8.9% ▶ 1.2% |
BOPの説明 | 歯肉出血の割合 20%以下が必要 |
歯周ポケットの深さ | -3mm 82.1% ▶ -3mm 100% 4~6mm 17.9% ▶ 4~6mm 0% 7mm~ 0% ▶ 7mm~ 0% |
歯周ポケットの深さの説明 | 3mm以下が健康な状態 |
P.g | 36,107 ▶ 検出限界以下 |
P.gの説明 | 重度の歯周病に多い菌 最も歯周病に悪い菌 |
T.d | 210,257 ▶ 検出限界以下 |
T.dの説明 | 再発リスクに関係 歯周病増悪の目安 |
T.f | 312,256 ▶ 検出限界以下 |
T.fの説明 | 難治性歯周炎の指標 深い部分で検出 |
Red complex | 558,620 ▶ 0 |
Red complexの説明 | P.g、T.d、T.f 3菌種の総和 |
治療内容 | 他院で10年くらい検診で6か月に1回通っていた。産前に検診に行き何もないと言われたが、違和感があったのでもう一度行くとむし歯があり、さらに歯周病があって抜いたらと言われて不信に思った。歯周病専門医に診てもらいたいと来院された。治療前は歯周病の原因菌で特に悪い3菌種とも基準値を超えており、8.9%の部位に深い歯周ポケットがありました。治療後は歯周病菌は検出限界以下になり、深い歯周ポケットも1.8%になり、現在は0.6%に改善しています。 治療後6か月経過し安定した状態が続いています。 |
---|---|
治療期間 | 2021年3月11日~2021年4月21日 |
リスク・副作用 | 抗生剤や薬剤によるアレルギーが出る可能性がある。歯周病菌が検出限界以下にならない症例がある。 |
費用 | 検査費用55,000円(税込)、治療費用165,000円(税込) |
治療前 ▶ 治療後 | |
---|---|
PCR | 10.7% ▶ 7.1% |
PCRの説明 | 磨き残し部位の割合 20%以下が必要 |
BOP | 26.2% ▶ 6.5% |
BOPの説明 | 歯肉出血の割合 20%以下が必要 |
歯周ポケットの深さ | -3mm 90.5% ▶ -3mm 99.4% 4~6mm 8.9% ▶ 4~6mm 0.6% 7mm~ 0.6% ▶ 7mm~ 0% |
歯周ポケットの深さの説明 | 3mm以下が健康な状態 |
P.g | 1,384 ▶ 検出限界以下 |
P.gの説明 | 重度の歯周病に多い菌 最も歯周病に悪い菌 |
T.d | 174,824 ▶ 検出限界以下 |
T.dの説明 | 再発リスクに関係 歯周病増悪の目安 |
T.f | 141,484 ▶ 検出限界以下 |
T.fの説明 | 難治性歯周炎の指標 深い部分で検出 |
Red complex | 317,692 ▶ 0 |
Red complexの説明 | P.g、T.d、T.f 3菌種の総和 |
FMDとは、(Full Mouth Disinfection=フルマウス ディスインフェクション)の略で、1990年代にQuirynenにより提唱された歯周病の治療方法です。
FMDでは抗生剤が効いている1週間の間に全歯の歯周病治療を1~2回で行うことで歯周病細菌を除菌します。
歯周病細菌は歯の表面だけでなく、一部は体内に生息することができます。
このため、歯周病細菌をすべて除菌するためには、歯の表面の菌と体内の菌を両方除去することが必要となります。
FMDは、歯周病感染に対して抗生剤の内服、抗菌薬の局所投与を投与しながら、同時に超音波器具やハンドインスツルメントという器具と消毒薬をともに用いて口腔内の歯周病細菌を徹底的に除菌します。
自費治療(FMD) | 保険治療 | |
---|---|---|
治療回数 | 1~2回 短期間で歯周治療を行うため、歯周病菌の再発リスクが極めて低い | 4~6回 長期的な歯周治療となるため、歯周病菌が再発するリスクがある |
違い |
|
|
治療法 | 歯周ポケット内に沈着した汚染物の除去、抗菌療法、3DSや消毒薬を併用することで、歯周病菌を徹底的に除菌 | 歯周ポケット内に沈着した汚染物の除去 |
再発リスク | 低い | 高い |
保険適用の歯周病治療は、2~3か月かけて行いますので、治療期間中に、治療が終わっていない所から終わった所へ感染してしまうリスクがありますが、FMDでは内服1回で終了することができるため、高い治療効果が得られます。
治療期間が短いことにより来院回数も少なくなりますので、遠方の方でも少ない負担で効果が高い治療を受けることができます。
一気に全ての歯周病細菌を除菌するので、保険適用の治療よりも歯周病再発のリスクを抑えることができます。
日本歯周病学会認定歯周病専門医とは、歯周病に関して高い専門知識と豊富な治療実績が認められた歯科医師のことです。
日本全国でこの歯周病専門医はわずか1%ほどしかいないと言われています。
当院の院長は、歯周病専門医に認定されており、これまでに多くの治療実績があります。
さらに、豊富な経験がある歯科衛生士や、日本歯周病学会の認定資格を持つ歯科衛生士など、専門的な知識・技術を持つスタッフも在籍しています。
光を当てて殺菌するという、身体に優しい歯周病原因菌殺菌療法です。歯科ではメチレンブルーを主成分とした「バイオジェル」という液で細菌を染色し、赤色の光と化学反応させることで細菌を死滅させることができます。
歯科用レーザーの機種です。殺菌効果や細胞の活性化作用があり、炎症の軽減、治癒、再生に有効です。このレーザーによって身体に負担が少ない治療を行うことができます。
菌血症とは?
菌血症とは血の中に細菌が入り込んでしまった状態をいいます。
FMDではすべての歯を一気に治療するため、大量の細菌が粘膜に触れることになります。これにより、通常の歯周病治療よりも菌血症のリスクが高まります。
今まで解析できなかった口腔内の細菌叢や、口腔内の常在菌やむし歯菌、歯周病菌などの割合が分かります。歯周病菌の数だけではなく、歯周病菌が占める割合も再発防止には重要な意味を持ちます。歯周病菌の数が減少していても、口腔内の歯周病菌の割合が高いと、再発するリスクが高いです。
リアルタイムPCR法では、どの歯周病菌がどれだけの数いるかをはっきりと知ることができます。正確な数が分かることで、的確な治療が可能となります。歯周病の原因が生活習慣病なのか、歯周病菌の感染によるものかの判断ができると同時に、原因菌に対する的確な抗生剤の選択が可能となります。
検査費用
細菌検査
メタゲノム
リアルタイムPCR ※上記内容を2回(2種類)
計
22,000
(税込)
円
3DS
治療用トレー上下
治療用薬液
計
55,000
(税込)
円
FMD
(歯周内科)
歯周内科
抗生剤内服
ヤグレーザー
ペリオウェーブ
除菌治療
計
110,000
(税込)
円
再評価
細菌検査
メタゲノム
リアルタイムPCR ※上記内容を2回(2種類)
計
22,000
(税込)
円
レントゲン撮影
歯周検査
計
11,000
(税込)
円
※FDM再評価後、追加になる歯周治療も保険適応外になります。
保険治療に戻る場合、回数がかかるなどの可能性があります。
※保険診療は現金のみ、自費診療は
クレジット決済がご利用いただけます
クレジットカード
JCB、MasterCard、Diners Club、
Visa、American Express
世界で最も罹患者が
多い病気
それが歯周病です 歯周病とは、歯周組織が歯周病菌に感染することによって起こる
病気です。
主にその感染源となるのが「歯垢 (プラーク)」です。歯周病菌は歯ぐきに炎症を引き起こし、歯周病を進行させます。また、歯周病は世界で最も罹患者が多い病気だと言われています。
歯を失う原因の第1位は
むし歯ではなく歯周病です 歯を失うのはむし歯のせいだと思っていませんか?
実は歯を失う原因の第1位はむし歯ではなく歯周病です。
30歳以上の人の約8割が軽度~重度の歯周病であると言われており、痛みなどの自覚症状が乏しく、静かに進行し気がついたときには重症化してしまうことから、歯周病は “Silent Disease”=「静かなる病気」とも呼ばれています。
歯周病は気がつかない間に全身に悪影響を及ぼしてしまう非常に危険な病気です。
脳卒中・心疾患・糖尿病・低体重児、早産・誤嚥性肺炎など命にかかわる病気を引き起こす可能性があります
〒661-0002 兵庫県尼崎市塚口町4-23-2
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
14:30~18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | △ | / |
〒661-0002 兵庫県尼崎市塚口町4-23-2
5号橋線を北上、塚口4丁目の交差点左手すぐ
駐車場3台完備(医院の敷地内)
近隣コインパーキング提携有(使用を確約するものではありません)
※1時間分のチケットをお渡しします。
阪急神戸線・伊丹線「塚口駅」より徒歩10分
「塚口小学校前」停留所より徒歩5分